体験談

リストラ体験談 ③失業手当などで損しないように

こんにちは、まさしんです。

今回はリストラでの退職後に申請する、

失業手当などで損をしないように、

僕が申請できた手当について

書いていきます。

退職時に会社から受け取る書類

・離職票(転職先が決まっている人は不要)
・雇用保険被保険者証
・健康保険資格喪失証明書
・源泉徴収票
・年金手帳

離職票と源泉徴収票は手続きの都合上、
退職日当日にはもらえない
ので、
後日郵送などの方法で受け取ります。

離職票

会社を退職したことを証明する書類。

失業給付の受給手続きの際に、
ハロ-ワ-クに提出します、
退職日から10日程度で交付されますが、
失業給付金の受け取り開始日に影響するので、
10日以上交付されない場合は、
会社に問い合わせしましょう。

それでも交付されない場合は、ハロ-ワークに申し出れば
催促してくれるようです。

離職票を受け取ったら、必ず離職理由コードを確認しましょう。

離職票-2の右端の離職区分に〇がついています。

会社都合退職のコードは

・1Aまたは1B

・2Aまたは2B

・3Aまたは3B

です

退職理由が会社都合でなく、
自己都合にされてしまうと不利な点は

・失業給付金(失業手当)の受け取り開始が3カ月遅れる

・失業給付金(失業手当)の給付日数が最大で半分になってしまう。
*給付日数が短くなることにより、再就職手当が減ることにもなります。

会社都合退職なのに、もしも離職票の退職理由が自己都合にされている場合は、

まずは会社に訂正を依頼し、それでも応じてもらえない場合は、

失業給付の受給手続きの際に、ハロ-ワ-クの給付窓口で相談すれば、

ハロ-ワ-クの方で、調査してくれるようなので、

泣き寝入りはやめましょう。

僕の場合は約束通り、会社都合退職になっていました。

雇用保険被保険者証

雇用保険の加入者であることを証明する書類。

再就職先が決まったら、
新しい会社に提出します。

健康保険資格喪失証明書

健康保険から、国民健康保険に切り替える場合に必要な書類。

源泉徴収票

所得税の年末調整に必要です、

再就職先が決まったら、新しい会社に提出し、
前の会社の分もまとめて年末調整してもらいます。

退職した年内に再就職しなかった場合は、
翌年の確定申告の際に必要です。

年金手帳

公的年金の加入者であることを証明する手帳。

自分で保管している場合もありますが、
会社が保管している場合は、返却してもらい、
再就職先に渡します。

再就職先が決まってない場合は、
役所で国民年金の手続きをする際に必要です。

市役所で手続きしたこと

僕の場合、健康保険については国民健康保険に切り替えました。

この場合は退職後14日以内の手続きが必要です。

国民健康保険以外の選択肢に、

任意継続制度と家族の扶養に入るがありますが、

任意継続制度は保険料の負担が大きく、

家族の扶養に入ることは不可能でしたので、

国民健康保険にしました。

会社都合退職だと、国民健康保険料の軽減制度がありますので、

ここでも自己都合退職にされてしまうよりはいいです。

年金も家族の扶養にははいれないので、

国民年金に切り替えました。(こちらも退職後14日以内の手続きが必要です)

国民年金にも免除制度がありますが、

こちらは退職理由による優遇はないようでした。

ハロ-ワ-クで手続きしたこと

離職票が届いた翌日に、ハロ-ワ-クへ行き

失業保険の受給手続きをしました。

失業保険の受給期間は原則として退職日から1年間で、

1年を過ぎると途中で打ち切られるらしく、

僕は受給期間が330日あり、手続きが遅くなると

打ち切りの可能性もあるので、すぐ行ったのです。

受給資格が決定し、7日間の待機期間が過ぎたら

雇用保険受給説明会に参加して、その後の失業認定日が

決まりました。

あとは次の認定日までに、就職活動などの条件を満たし、

認定日にハロ-ワ-クへ行くのを何度か繰り返しました。

失業保険(基本手当)以外にもらえた手当

40後半での就職活動でしたので、

難しいことは想像していましたが、

面接までこぎつけるのが、本当に難しかったです。

履歴書を送っては不採用通知、

転職サイトからエントリ-して応募するもダメ、

何度か繰り返しました。

そんなときハロ-ワ-クに求職活動実績をつくるために行き、

候補を数社みつけました。

ハロ-ワ-クの紹介なので、

募集を締めきってなければ、面接はしてもらえます。

それがわかってからはハロ-ワ-クをメインで求職活動しました。

僕はまだ運があったらしく、3か月程で再就職先が

ハロ-ワ-ク経由で決まりました。

応募した会社は数え切れません、面接まで進めたのは6社でした。

そのうちハロ-ワ-クの紹介での面接が3社です。

月給は下がりますが、賞与を含めた年収ではさほど変わりなく、

休日は減りますが、福利厚生などは前の会社よりも

満足できるものでしたので、決めました。

まえおきが長くなりましたが、基本手当以外にもらえた手当は

再就職手当就業促進定着手当です。

この2つは、早期に再就職先が決まり、

失業給付の期間を一定以上残している場合に

申請してもらうことができます。

条件を満たす方は、忘れないようにしてください。

まとめ

・離職票を受け取ったら離職理由コードを確認する。

・会社都合退職のメリットは

①失業手当の受け取り時に3か月の給付制限期間がない。

②失業手当の給付期間が長い。

③国民健康保険料の軽減制度がある。

・失業給付金は基本手当以外にも、再就職手当、
就業促進定着手当がもらえる場合がある。

*僕は特に感じませんでしたが、会社都合退職だと、

求職活動に不利になる場合があるようですので、

注意が必要です。

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

何かのお役に立てれば、幸いです。