こんにちは、まさしんです。
今回は前回の続き第二種電気工事士 技能試験編を書いていきます。
技能試験とは
技能試験は、実際に工具を使って、配線作業を行います。
受験資格は筆記試験に合格した方、筆記試験を免除された方に与えられ、
この技能試験に合格すると、第二種電気工事士試験合格となります。
技能試験で出題される問題は予め13問公開されており、
当日にそのうち1問が出題されます。
ですので、試験対策としては13問全てを事前に練習しておき、
どの問題が選ばれても施工できる状態にしておきましょう。
合否は、作品の欠陥の有無の判定結果に基づき試験委員会で決定されます。
欠陥の判定は、試験センターが公表している
「技能試験における欠陥の判断基準」に基づいて行われます。
欠陥となり得る箇所を知り、注意して作業することで、
欠陥を防ぐことが出来ます。
試験時間が40分しかないので、
筆記試験と違い、スピードも求められます。
技能試験勉強の方法
技能試験本番の問題用紙には単線図が書かれていて、
この単線図を見ただけでは電線の接続が分かりません。
なので、技能試験で電線を接続する作業をするためには、
単線図を複線図に直せなければなりません。
複線図が書けるようになってから
実際の配線作業に入るのもいいですが、
技能試験まで時間が少ないので、
僕は複線図の勉強と、実際の作業とを並行してやっていきました。
出勤前の時間で複線図、帰宅してから配線作業といった感じです。
使用したテキスト
こちらは筆記試験同じシリ-ズのこちらを使用しました。
こちらに付属している、複線図練習帳がとても便利でした。
僕のように素人で何度も練習したい場合は、
コピーをとって何回も繰り返しやっていくと、
そのうちに書けるようになりました。
複線図は5分以内で書けるように練習して、
試験前には3分くらいで書けるようになっていました。
実際の作業もDVDがついていて、とてもわかりやすかったです。
最初の1回はDVDを見ながら一通り13問やり、
次からは自分で書いた複線図を見ながらまた一通りやりました。
最後に間違えた問題をもう一度やって試験に臨みました。
DVDを見ながらの最初の1回目は、
時間を気にしませんでしたが、
2回目からは30分以内を目標にやりました。
30分以内でできれば、複線図と合わせて35分以内なので、
試験時間が5分あまり、見直しなどできますよね。
購入した工具セット、部材セット
工具セットはこちらを購入しました。
少々値は張りますが、時間短縮にとても便利なVVFストリッパー P-958が入っていて、
他の工具はお持ちの方がいるとは思いますが、試験問題の作業がしやすい、
やや小ぶりな工具類なので、セットで買って良かったと思いました。
部材はこちらを購入しました。
ケ-ブル類は少し余裕があります、僕は3回弱練習したので、
ケーブル類のみホームセンターで買い足しました。
こちらに付属の教材、第二種電気工事士 虎の穴もわかりやすくて、便利でした。
こちらにもDVDがついてきますが、僕個人の感想では
ぜんぶ絵で見て覚える・・・のほうがわかりやすかったです。
2つ見て、作業方法で迷うなら、ぜんぶ絵で見て覚える・・・の方、
一本で構わないと思います。
あったら便利なツール
・P-925 合格ゲージ
VVFストリッパーにつけて使います。
あった方がいいです、時間短縮できます。
・DK-200 合格マDK-2ルチツール
こちらはなくても大丈夫ですが、やはりあれば時間短縮できます。
・Z-222 合格配線チェッカー
独学なので、きちんと配線できたのか不安がありましたが、これがあればチェックできます。
いかがでしたでしょうか?
40代の電気工事初心者でも、少しの勉強で取得できる国家資格ですので、
興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。
筆記、技能と2種類の試験に合格しなければなりませんが、
筆記、技能ともにそれぞれ1カ月程度ずつ勉強すれば、
十分合格できます。
筆記試験編はこちら
40代でも独学で1発合格できた国家資格 ①第二種電気工事士 筆記試験編
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。