体験談

40代でも独学で1発合格できた国家資格 ①第二種電気工事士 筆記試験編

こんにちは、まさしんです。

今回は僕が転職して必要になり、

独学で勉強して取得できた第二種電気工事士の

学習方法について書いていきます。

電気工事士とは

電気設備の工事・取扱の際に必要な国家資格です。

第一種・第二種に分類されており、

第二種が扱える範囲は「一般住宅」「小規模な店舗・事業所等」

「家庭用太陽発電設備」など600V以下で受電する設備、

第一種は第二種の範囲に加え、

最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどとなります。

電気工事士の仕事内容

電気工事士の仕事内容は主に以下の3つです。

・電線配線

・配線設計

・スケジュール管理

これらの仕事を工務店や電気工事店に所属して行うことになります。

また経験を積んだあとに独立し

「一人親方」としてフリーランスになる電気工事士もいます。

電気工事士の主な仕事は電線の配線です。

建物の内部に電気を通し、

私たちが普段家電製品をコンセントに挿すだけで電気が使えるようにしたり、

スイッチをつけるだけで電気が点くようにしたりします。

また細かい配線作業だけでなく配線の設計や電柱を立てるための穴を開ける、

電柱に登る、配線を隠すためにモール処理(カバー)をするなども電気工事士の仕事です。

あわせてスケジュール管理も電気工事士の大切な仕事。

建築現場は配線工事以外にもさまざまな工事が同時並行に進められており、

他の業者との調整が必要になるからです。

あらかじめ決められた納期の中で完了できるよう、

スケジュールを管理することで信頼を得ることができます。

第二種電気工事士試験

第二種電気工事士試験は「筆記試験」と「技能試験」にわかれています。

資格取得にはまずは、筆記試験に合格する必要があります。

筆記試験はマークシート方式で試験時間は2時間、

合格点は 60点以上となっています。

暗記約80%・計算約20%で問題が構成されているので、

幅広い学習テーマの中から優先順位をつけ、

基礎知識をしっかり身に着けること、過去問題を攻略することが合格への近道です。

試験の申込方法

試験の申込手続は、郵便、もしくは、インターネットにて行います。

申し込み時に必要なもの、受験手数料、支払い方法、

締切日などの手続きを確認しておきましょう。

正確な実施スケジュール・申込手続きは公式サイトをご参照ください。

一般財団法人電気技術者試験センター

出題範囲

1.電気に関する基礎理論

2.配電理論及び配線設計

3.電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料および工具

4.電気工事の施工方法、5.一般用電気工作物の検査方法

6.配線図

7.一般用電気工作物の保安に関する法令

勉強方法

僕が使用したテキストは、



この2冊です。

「ぜんぶ絵で見て覚える第二種電気工事士筆記試験すい~っと合格」は、

繰り返し出る問題ばかりを180問厳選しており、解説も非常に詳しく、

左右見開きのページで左に問題、右に解答と分かりやすいレイアウトで、

更にそれぞれ問題が参考書の何ページに記載されているかが全てリンクされています。

そして付録として付いていた重要ポイント:丸暗記ノートという小冊子が便利で、

重要なポイント&エッセンスが全て集約されています。

持ち歩きでき、スキマ時間の学習に活用する事が出来ました。

筆記試験の勉強は、ざっくり言うと、

テキストを読んで、過去問を解くというのがベストです。

テキストを読んだら、そのところの過去問を解く。

答えられなかったり、できなかったら再度テキストで確認する。

また過去問を解く、答えられなかったり、できなかったところを確認する。

3回目以降は連続で正解した問題はとばして、できなかった問題のみ解いていきます。

これをできるようになるまで、繰り返す。

このような勉強方法で僕は

筆記試験を合格しました。

僕は受験前に電気の知識があったわけでもないので、

これから受験されるみなさんも、少し頑張って勉強すれば、

手に入れることが可能な国家資格です。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

次回は技能試験編を書きます。

40代でも独学で1発合格できた国家資格 ②第二種電気工事士 技能試験編

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。